任天堂スイッチのコントローラー接続は、実はとても簡単です。しかし、プロコントローラーやJoy-Conなど種類によって接続方法が少し異なり、時には「うまく接続できない」と悩むこともあるでしょう。
この記事では、基本的な接続方法から、Nintendo Switch LiteやPCといった異なるデバイスへの接続方法、さらには接続トラブルの解決策まで、あらゆる情報を一つの記事にまとめました。
それぞれのコントローラーの特性を理解し、正しい接続方法をマスターすれば、あなたのゲームライフはさらに快適になります。さっそく、あなたに合った接続方法を見つけていきましょう。
任天堂スイッチに接続できる主なコントローラー
任天堂スイッチには、主に2種類の純正コントローラーが存在します。一つは、本格的なゲームプレイに適したグリップ型の「Nintendo Switch プロコントローラー」。
もう一つは、本体に標準で付属し、多彩なプレイスタイルを実現する「Joy-Con」です。プロコントローラーは長時間のプレイでも疲れにくく、Joy-Conは友達と”おすそわけ”してすぐに対戦・協力プレイが楽しめます。
それぞれの特徴を知り、自分のプレイスタイルに合ったコントローラーの接続方法を学びましょう。
長時間プレイに最適!Nintendo Switch プロコントローラー
「プロコン」の愛称で親しまれる、Nintendo Switch プロコントローラーのスペックや特徴、価格について詳しく解説します。
グリップ形状による持ちやすさや、HD振動、amiibo対応など、快適なゲーム体験を支える機能が満載です。アクションゲームなどをじっくりプレイしたいユーザーにおすすめのコントローラーです。
質量は約246gと軽く、手に馴染むデザインが特徴。HD振動による多彩な振動表現や、NFC機能によるamiiboの読み書きにも対応しています。
バッテリー持続時間は約40時間と非常に長く、充電を気にせず集中してプレイできます。本格的にゲームをやり込みたい方にとって、まず検討すべきコントローラーと言えるでしょう。
多彩なプレイスタイルを実現!Joy-Con(ジョイコン)
Joy-Conは、任天堂スイッチ本体の左右に付属するユニークなコントローラーです。最大の特徴は、その多彩なプレイスタイルにあります。
本体のレールに取り付ければ携帯モードとして、取り外して両手に持てば自由なスタイルで、そして片方のJoy-Conを友人に”おすそわけ”すれば、すぐに2人での対戦や協力プレイが始められます。
Joy-Con(R)にはモーションIRカメラやNFC機能が、両方にはHD振動やジャイロセンサーが搭載されており、多彩なゲーム体験を可能にします。Joy-Conストラップを取り付ければ、より安全に操作できます。
まさに任天堂スイッチのコンセプト「いつでも、どこでも、誰とでも」を体現したコントローラーです。
【プロコン編】Nintendo Switch プロコントローラーの接続方法
プロコントローラーの接続方法は、大きく分けて「有線」と「無線」の2通りです。初めて接続する際は、付属のUSBケーブルでNintendo Switchドックに繋ぐ有線での接続方法が最も簡単で確実です。一度登録してしまえば、次回からは無線コントローラーとして手軽に使用できます。それぞれの接続方法をマスターして、快適なゲーム環境を整えましょう。
この操作により、プロコントローラーが本体に自動で登録され、同時に充電も開始されます。TVモードで遊ぶ際にこの接続方法を行えば、初回登録が簡単かつ確実に行えるため、初心者の方に特におすすめの接続方法です。
かんたん確実!有線での接続方法
プロコントローラーの有線での接続方法は非常にシンプルです。まず、ACアダプターが接続されたNintendo Switchドックに、プロコントローラー付属のUSB充電ケーブル(HAC-010)を接続します。そして、ケーブルのもう一方(USB Type-C端子)をプロコントローラーに接続するだけです。
ケーブルいらず!無線での接続方法
プロコントローラーを無線で接続するには、まずHOMEメニューから「コントローラー」を選び、次に「持ちかた/順番を変える」を選択します。
この画面が表示されたら、登録したいプロコントローラーの背面にある「シンクロボタン」を長押しします。コントローラーのランプが点滅し、画面に「登録しました」と表示されれば無線での接続方法は完了です。
一度この接続方法で登録すれば、次回以降はプロコンのいずれかのボタンを押すだけで自動的に本体と無線接続されるようになります。
Nintendo Switch Liteへの接続方法
Nintendo Switch Liteでプロコントローラーを使用する場合、無線での接続方法が基本となります。接続手順は、通常の任天堂スイッチで無線接続を行う場合と全く同じです。
まず、Lite本体のHOMEメニューから「コントローラー」→「持ちかた/順番を変える」を選択します。次に、プロコントローラーのシンクロボタンを長押ししてペアリングを行います。画面に「登録しました」と表示されれば接続完了です。
注意点として、Lite本体にはプロコントローラーを充電する機能がないため、別途ACアダプターを直接プロコンに接続するなどして充電する必要があります。
【Joy-Con編】Joy-Con(ジョイコン)の接続方法
Joy-Conの接続方法は、そのユニークな形状からプロコントローラーとは少し異なります。最も基本的な接続方法は、任天堂スイッチ本体の左右にあるレールに直接スライドさせて取り付ける方法です。この操作だけで登録と充電が完了します。また、Nintendo Switch Liteで使う場合や、一度取り外して無線で使う際の接続方法も解説します。
初回はこれだけ!本体レールへの取り付け(接続方法)
Joy-Conの最も基本的な接続方法は、本体への取り付けです。Joy-Conの-ボタンがある方(L)を本体左側に、+ボタンがある方(R)を本体右側のレールに合わせ、上から下に「カチッ」と音がするまでスライドさせます。
この簡単な操作だけで、Joy-Conは本体に登録され、無線コントローラーとして使用できるようになります。同時に本体からJoy-Conへの充電も行われます。
この接続方法が、Joy-Conを初めて使う際の最初のステップとなります。取り外す際は、背面の取り外しボタンを押しながら下から上にスライドさせます。
Nintendo Switch Liteへの接続方法
Nintendo Switch LiteでJoy-Conを使うには、無線での接続方法が必要です。まず、LiteのHOMEメニューで「コントローラー」→「持ちかた/順番を変える」を選択します。次に、接続したいJoy-Conの側面にある丸い「シンクロボタン」を長押しします。
画面に「登録しました」と表示されたらペアリング完了です。重要な注意点として、Lite本体にはJoy-Conを取り付けて充電することができないため、充電には別売りの「Joy-Con充電グリップ」や「Joy-Con充電スタンド」などが別途必要になります。
【応用編】任天堂スイッチのコントローラーをPCで使う接続方法
任天堂スイッチの高品質なコントローラーは、PCゲームでも活躍します。特にPCゲームプラットフォーム「Steam」は、2022年夏からJoy-Conを正式にサポートしており、プロコントローラーも以前から利用可能です。ここでは、Bluetoothを使った基本的なPCへの接続方法と、Steamでゲームをプレイするための具体的な設定方法を解説します。
Bluetoothを使った基本的なPC接続方法
プロコンやJoy-ConをPCに接続する最も基本的な方法は、Bluetoothを利用した無線接続です。まず、Windowsの「設定」から「Bluetoothとデバイス」(または「デバイス」)を開き、「デバイスの追加」→「Bluetooth」を選択して、PCをペアリング待機状態にします。
次に、接続したいコントローラーのシンクロボタンを3秒ほど長押しして、ペアリングモードにします。PCの画面に「Pro Controller」や「Joy-Con(L)」「Joy-Con(R)」といったデバイス名が表示されたら、それを選択してペアリングを完了させます。これで、コントローラーが入力デバイスとしてPCに認識されます。
Steamで使うための設定と接続方法
PCにコントローラーを接続しただけでは、Steamのゲームで正しく動作しない場合があります。最適な接続方法を適用するには、Steam側での設定が必要です。
まず、Steamクライアント左上の「Steam」→「設定」→「コントローラ」タブを開き、「一般のコントローラ設定」をクリックします。ここで「Nintendoボタンレイアウトを使用」にチェックを入れます。
Joy-Conの場合は「Joy-Conペアを連結」にもチェックを入れると、左右一組のコントローラーとして扱えます。次に、プレイしたいゲームをライブラリで右クリックし、「プロパティ」→「コントローラ」タブで「Steam入力を有効にする」を選択します。
これで、ゲーム画面のボタン表示と実際のボタンが一致し、快適にプレイできるようになります。
接続できない?よくあるトラブルと解決策
正しい接続方法を試しても、コントローラーがうまく動作しないことがあります。そんな時は、慌てずにいくつかの点を確認してみましょう。充電不足や登録情報のエラーなど、原因は様々です。ここでは、コントローラーが認識されない場合や、スティックの動作がおかしいといった、よくあるトラブルの解決策を具体的に解説します。
コントローラーが本体に認識されない・接続できない
コントローラーが接続できない場合、まずは基本的な点を確認しましょう。第一に、コントローラーの充電が十分にあるか確認してください。
次に、一度有線での接続方法を試してみるのが最も確実な対処法です。プロコンをUSBケーブルでドックに接続し、再登録を試みてください。それでも認識しない場合は、コントローラーのシンクロボタンを短く押して、一度無線接続をリセットしてみましょう。
また、コントローラーは1台の本体にしか登録できないため、別の本体で使用した後は、必ず使いたい本体に再登録する必要があります。本体を再起動したり、スリープさせてから復帰させることで問題が解決することもあります。
スティックが勝手に動く・反応がおかしい
ゲームプレイ中にキャラクターやカーソルが勝手に動く場合、スティックの入力がずれている可能性があります。この問題は、本体の「設定」メニューにある「スティックの補正」機能で改善できる場合があります。
手順は、HOMEメニューから「設定」→「コントローラーとセンサー」→「スティックの補正」を選択し、画面の指示に従って補正したいコントローラーのスティックを操作します。画面に表示される十字の中心に+マークが収まるように調整することで、入力のズレをリセットできます。
この補正を行っても改善しない場合は、コントローラーの故障も考えられます。PC接続時に同様の現象が起きた場合も、Windows側のキャリブレーション機能で対処できることがあります。
もっと快適に!コントローラーの便利な設定
任天堂スイッチには、プレイヤーの好みに合わせてコントローラーの操作感をカスタマイズできる便利な機能が備わっています。特に「ボタンの割り当てを変える」機能を使えば、特定のゲームでやりにくいと感じる操作を自分流にアレンジできます。ここでは、より快適なゲーム体験を実現するための応用的な設定方法を解説します。
自分好みにカスタマイズ!ボタンの割り当て変更方法
本体のシステムバージョンが10.0.0以上であれば、Joy-Conとプロコントローラーのボタン配置を自由に変更できます。設定方法は、HOMEメニューの「設定」→「コントローラーとセンサー」→「ボタンの割り当てを変える」を選択します。
変更したいコントローラーを選び、画面の指示に従ってスティックや各ボタンの機能を入れ替えます。例えば、海外のゲームで多い「Aボタンでキャンセル、Bボタンで決定」という操作を、日本の標準的な配置に入れ替えるといった使い方が可能です。
変更した設定は「お気に入り」としてコントローラーの種類ごとに5つまで保存できます。設定が変更されたコントローラーは、HOMEメニューの左下にスパナのマークが表示されます。
まとめ:任天堂スイッチのコントローラー接続方法を完全解説
の記事では、任天堂スイッチのプロコントローラーとJoy-Conの接続方法について、基本的な手順からPCでの利用、トラブルシューティングまで幅広く解説しました。
要点をまとめると、初回接続は有線が確実で、一度登録すれば無線で手軽に接続できます。接続できない場合は、まず充電と再登録を試しましょう。
さらに、ボタン割り当て機能を使えば、自分だけの最適な操作環境を構築することも可能です。
これらの接続方法や設定をマスターすれば、どんなゲームでもストレスなく、より深く楽しむことができるはずです。さあ、あなたもコントローラーを手に取り、新たな冒険に出かけましょう。
コメントを残す